SixTONESとSnow ManのCD売上推移への違和感について

※当ブログは筆者個人が抱いた違和感についてまとめたものです

※当ブログ掲載の表・グラフ等の転載はご遠慮ください

※数値に誤りがありました際は、ご指摘ください

 

2020年1月22日にジャニーズ初の同時デビューを果たしたSixTONESSnow Man。両者のデビューシングル「Imitation Rain/D.D.」(SixTONES名義)および「D.D./Imitation Rain」(Snow Man名義)は、発売から5か月が経とうとしている6月現在も、billboardの週間シングル・セールス・チャートにランクインし続けている。

特に「D.D./Imitation Rain」は現在も週5,000枚以上を売り上げ、Snow Man名義単独でのミリオンも目前である。

……のだが、果たしてこの売れ行きは自然なものなのだろうか?

 

両CDの売上枚数について、billboard週間シングル・セールス・チャートよりグラフを作成した。

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「Imitation Rain」「D.D.」CD売上推移

※縦軸は枚数、横軸は何日付のチャートかを記している

※初週(2/3付)はグラフが見辛くなるため除外

 

また、売上枚数およびその差を表にまとめたものが以下だ。

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「Imitation Rain」「D.D.」売上枚数表

比較すると、二週目以降は「D.D.」が大きく「Imitation Rain」を引き離していることがわかる。

特に4月20日付以降は、「Imitation Rain」が1,000枚台の売上に留まっているのに対し、「D.D.」はほぼずっと4,000枚以上を売り上げている。

3月末に両者売上が伸びているのは、年度末の影響だろうか。

 

ここで、先ほどのグラフにKing & Princeのデビューシングルである「シンデレラガール」の、二週目から同期間の売上推移を加えてみたい。

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「Imitation Rain」「D.D.」売上推移+「シンデレラガール」売上推移

※5月11日付および6月8日付にあたる15週目および19週目は「シンデレラガール」が50位以下で売上枚数不明だったため、前週と翌週の平均値をいれている

 

発売時期が異なるため(「シンデレラガール」は2018年8月発売)お遊びレベルでの比較ではあるが、おおよそ、「Imitation Rain」と「シンデレラガール」が同じような枚数で推移している。

 

ここからはあくまで筆者個人の抱いた違和感の話になってしまうが、「D.D.」だけが残りの二者と比べて勢いを落とさず売上を伸ばし続けているのは、自然なことなのだろうか。

発売から5か月近くも経てば、「Imitation Rain」および「シンデレラガール」のように減少していくのが自然なことなのではないだろうか。

また、緊急事態宣言が解除され始めたあと5日18日付以降の「Imitation Rain」と「D.D.」の売上枚数差が綺麗に4,000枚台で推移していることも気になる。

 

もちろん、Snow Manのファンが大量に追加購入を続けているのかもしれないし、新しくSnow ManのファンになりCDを購入した人数が多いのかもしれない。

ただ、コロナ過で新規の露出が少ない状況であるのも、次のシングルの発売が控えていることも同じ中で、ここまで差が生まれるものだろうか。


比較対象が少ないため、ここであげた内容をもってなにかを断言することはできないが、数字を見て“個人的に”違和感を覚えたため記事としてまとめてみた。


なお、2020年6月10日現在、「Imitation Rain/D.D.」の初回盤、with Snow Man盤は売切状態だが、「D.D./Imitation Rain」の初回盤、with SixTONES盤は販売中である。

ここにも違和感を覚えるが、レーベルが異なるため、もとより生産枚数が違うのだろうと納得するほかない。

「VS」と銘打って比較・対決させるのであれば(それ自体の是非は置いておいて)、せめて諸条件を揃えろと言いたい。本当に。

逆にもし生産枚数が同じだったら……という仮定は余計に恐ろしいのでやめておく。 

 

※最後に※

再度念押ししますが、このブログはあくまで個人が抱いた違和感を個人の感想として記したものです。

引用した数値以外は全て個人の感想・憶測となりますため、ご留意ください。